バレエで肩こりが解消できる!?バレエから学ぶ体のほぐし方!

肩が凝っていると、首周りや顔のたるみが目立ったり、顔の表情にまで影響を及ぼします。スマホやパソコンを使う機会も増えている近年では、肩こりがマンネリ化してしまっている方も多いのではないでしょうか。

 

このような肩こりは、バレエの伸びを活かして、体をほぐすことで解消できるということをご存じでしょうか。本記事では、美しく、健やかな毎日のためにも、バレエ未経験でも簡単に挑戦できる体のほぐし方をご紹介いたします。

 

お家時間が増えて、運動する機会が減ってしまったり、在宅勤務でカチカチに凝り固まった肩や体をほぐして健やかな毎日を送りましょう。

 

肩や首周りのほぐし方

バレエというと、つま先立ちでピンと美しく伸びるしなやかなバレリーナが思い浮かんで、習い事の中でも敷居が高かったり、過酷なエクササイズを想像してしまいませんか?しかしこれからご紹介するエクササイズは、バレエ未経験でも簡単にできるものばかり。

 

自宅で小さなお子さまでも挑戦できる簡単なエクササイズをご紹介するので、体の”伸び”や”しなやかさ”を意識しながら、ご家族みんなで毎日ストレスなく続けていきましょう。

①筋肉をほぐす

まずは、あぐらをかいて胸をはって座ります。左右どちらからでも良いので首を大きく回していきましょう。前後左右を回すタイミングで首の伸びを意識しながら左右3回ずつ回していきます。肩周り、首周りの筋肉をほぐすことで、凝りを解消していきます。

②肩から首にかけてを伸ばす

次にそのままの姿勢で、右手は右肩、左手は左肩に添え、肘は胸の前に持ってきます。肩に両手を添えたまま、大きな円を描くように前後どちらからでも良いので肘を回していきましょう。この時、肘が胸の前にきたときには両肘がくっつきそうなほど内側に持ってくることで、肩甲骨あたりから肩や首にかけての伸びを意識しながらゆっくり回すとより体をほぐすことができます。

 

これらのエクササイズは、こわばっていた肩や首の筋肉が緩み、凝りがほぐれていきます。ポイントは、肩や首の伸びを意識しながら、呼吸を止めずゆっくり動かしていくことです。

 

白鳥ポーズで首から腕にかけて体をほぐす

バレエの名演目といえば、白鳥の湖ですよね。座ったまま行える白鳥ポーズで、上半身を整えていきます。

①背筋を伸ばす

あぐらをかいて、床と垂直になるイメージで背筋を伸ばします。両腕は膝の後ろあたりに指先だけ床につくように広げておきます。あぐらで背筋を伸ばして座る動作は体幹を使うので、大変な方は椅子に座ってやって下さいね。

②両腕を上に

姿勢が整ったら、息を吸いながら4~5秒かけて両腕を上に上げていきます。手のひらは外側に向けたまま、両腕は白鳥が羽を広げるようにゆっくりと上げていきましょう。肩甲骨が動いていることや、首の後ろの伸びを感じながら行うことがポイントです。

③両腕を下ろす

両腕を頭の上まで伸ばしたら、次は手のひらは外側に向けたまま息を吐きながら4~5秒かけて両腕を元の位置に下ろしていきましょう。

この時肩や肩甲骨、背中が緩むのを意識しながら実施することがポイントです。このときも白鳥が羽を下ろすようにしなやかに両腕を下ろして下さい。

 

②、③の動作を4セット行いましょう。簡単な動きに思いますが、実施に行ってみると肩甲骨や肩の辺りが凝り固まっていると、手のひらを外に向けて腕をゆっくりと上に上げていくのが意外に難しかったりします。

 

バレエのエクササイズで健康に!

今回ご紹介したエクササイズは、ゆっくりと座りながら実施できるので、自宅でいつでも簡単に行うことができます。お子さまやご家族みんなで日頃の肩こりをほぐしたり、予防のためにも毎日続けてみてくださいね。

 

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